はじめに
先日、WordPressのバージョンを「6.8.1」にアップデートしたところ、「投稿の追加」画面(wp-admin/post-new.php
)を開くと真っ白な画面になるという不具合に遭遇しました。
原因を探る中で、テーマやプラグインを順に確認したところ、どうやら使用中のテーマ「Luxeritas(ルクセリタス)」とWordPressのバージョンの相性問題なのかな?となりました。
今回は、同じような不具合に遭遇している方のために、私が試した対処法や今後のテーマ変更時の注意点をまとめます。
症状の詳細と環境
- 発生した問題:投稿画面(
wp-admin/post-new.php
)を開くと真っ白な画面になる - 使用テーマ:Luxeritas(ルクセリタス)
- WordPressのバージョン:6.8.1
- 使用プラグイン:複数(すべて停止しても改善せず)
最終的に、WordPressのデフォルトテーマに切り替えたところ不具合が解消されました。
原因と考察
この現象から考えられる原因は、ルクセリタスがWordPress 6.8.1にまだ完全対応していなかったことだと思われます。
WordPressの投稿画面はブロックエディター(Gutenberg)を使用しており、テーマがそれに対応していない場合、不具合が起きやすいです。
実際に試した対処法
対処法 | 結果 | 備考 |
---|---|---|
プラグインをすべて停止 | 改善せず | 他のトラブル時にも有効な基本ステップ |
キャッシュ削除(ブラウザ&サーバー) | 改善せず | 一時的な表示不具合への対応として実施 |
テーマをデフォルトに変更 | 改善! | ルクセリタスとの相性問題の可能性大 |
今後、テーマを変更する際の注意点と対策
不具合解消のためにテーマを変更する場合、以下のような懸念点があります。実際に私もテーマを変更する予定なので、その前に調べた情報と対策をまとめました。
主な懸念点と対処法
懸念点 | 内容 | 対策 |
---|---|---|
見た目が崩れる | ウィジェットやCSSがリセットされることがある | カスタマイザー設定やウィジェットの構成をメモ or スクショ |
アクセス数の減少 | デザイン変更により離脱率が上がることも | 表示速度・モバイル最適化を意識したテーマ選びを |
記事の非表示 | カスタム投稿やショートコードの互換性が原因 | テーマ変更後に全記事表示確認を必ず実施 |
SEOの影響 | パンくず・見出し構造・構造化データの変化 | Search Consoleでクロールエラーなどをチェック |
広告(アドセンス)の非表示 | テーマにより広告配置が変わる | テーマ変更後に広告が表示されているか確認 |
テーマ変更前にやっておくべきこと【初心者向け】
- 現在のデザインやウィジェットをスクリーンショットで保存
- ウィジェット・メニュー・カスタマイズ設定をメモ
- 念のためWordPress全体のバックアップを取得(UpdraftPlusなどのプラグイン推奨)
- 新テーマをライブプレビューで確認し、崩れがないかチェック
- 問題なければ新テーマを有効化して微調整
まとめ
今回の「投稿画面が真っ白になる」不具合は、WordPress 6.8.1とルクセリタスの相性問題の可能性が高いと感じています。
テーマを変更することで不具合は解消されましたが、テーマを変える際には見た目やSEO、広告表示など様々な影響があるので、事前準備と確認がとても大切です。
同じような不具合で困っている方の参考になれば嬉しいです!
一言まとめ
「テーマとWordPressのバージョンの相性にも要注意!トラブルを避けるには、アップデート前のひと工夫がカギです。」
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