「退職の挨拶」と聞くと、年度末や3月をイメージする方も多いですが、実際には9月や12月など、年度途中での退職も珍しくありません。
特に異動や家庭の事情、キャリアチェンジなど、さまざまな理由で「年度途中に退職する挨拶文」を用意する必要が出てきます。
この記事では、9月など年度途中に退職する際の挨拶のコツと、すぐに使える例文（メール・スピーチ・カンペ用）をまとめました。
社会人として恥ずかしくない形で伝えたい方は、ぜひ参考にしてください。
年度途中に退職する際のポイント
- 年度末（3月退職）と比べて「区切り感」が弱い
- 残る同僚への負担を意識した一言を添えると好印象
- 感謝を中心に、前向きで簡潔な言葉を心がける
- 詳細な理由は不要、必要なら「一身上の都合」と表現すれば十分
メールでの退職挨拶【例文】
社内向け（お世話になった同僚へ）
お疲れ様です。◯◯部の◯◯です。
私事で大変恐縮ですが、このたび一身上の都合により、9月末をもちまして退職することとなりました。
これまで◯年間、多くの方に支えていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
今後は新しい環境での挑戦となりますが、ここで学んだ経験を活かしてまいります。
短い間でしたが、本当にありがとうございました。
取引先向け
株式会社◯◯
◯◯様
平素より大変お世話になっております。株式会社△△の◯◯です。
私事で恐縮ですが、9月末をもちまして退職することとなりました。
在職中は格別のご厚情を賜り、心より感謝申し上げます。
後任は◯◯が務めさせていただきますので、引き続き変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
退職挨拶スピーチ例文【送別会・最終出社日】
本日はお時間をいただき、ありがとうございます。
私、◯◯は9月末をもって退職することとなりました。
この職場で◯年間、多くの方にご指導いただき、仕事だけでなく人としても成長させていただきました。
急な退職でご迷惑をおかけする点もあるかと思いますが、皆さまの温かいサポートに心より感謝しています。
新しい環境でもここでの経験を活かして頑張ってまいります。
本当にありがとうございました。
カンペ用（簡潔な定型文）
- 「9月末で退職いたします。これまで大変お世話になり、心より感謝申し上げます。」
- 「年度途中での退職でご迷惑をおかけしますが、新しい環境でも精一杯頑張ります。」
- 「短い間でしたが、皆さまのご支援に恵まれ、本当に感謝しています。」
まとめ
9月や12月など年度途中での退職は、周囲への配慮がポイントです。
「感謝」と「前向きな姿勢」をしっかり伝えることで、気持ちよく送り出してもらえるはずです。
本記事で紹介した例文は、メールやスピーチ、カンペとしてそのまま使える内容になっています。
迷ったときはぜひコピペして調整し、ご自身の状況に合わせてご活用ください。
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